3月ももうすぐ終わる。
最近聞いている、歌詞が好きな曲。
「音楽のすすめ」- 日食なつこ
短い夢を 朝が来れば幻と化す夢を
後先もなくかき集めてしまう 馬鹿な僕らでいようぜ
叶いそうにない夢だって見ていいし、誰に笑われる筋合いもない。
私たちはもっと馬鹿になっていい。
「泡沫の箱庭」- 日食なつこ
泡沫の箱庭 醒めるだなんて思いもせずに
貴方の手の温もりの その奇跡をただただ思い知る
どれだけ浸っていたいと思っても、帰りたくないと思っても、明けない夜がないのと同じように、夢はいつか覚めてしまう。
どんな夢を見ていたかですらだんだん曖昧になって、全て忘れてしまう時が必ず来る。
分かっているからこそ、そのことがひどく悲しい。
「好きにしなよ」- Anly
うまくいくかなんて 誰にもわからない
また会えるかなんて 僕にもわからない
乗っても降りても あなたを咎めない
好きにしなよ 好きにしなよ
こういう精神で生きていきたい。
来るか去るかは、あなたの自由であり権利であって、そこに私が介在する余地はない。
背中を押すことと、見捨てることって、言葉の表面だけをなぞればそれこそ紙一重だけれど、その紙一枚ぶんの違いこそが愛情なのだろう。
「Musica」- ブランデー戦記
私に足りないのは人生経験と
あと何かしら
涙みたいな宝石を着けてもあなたは
振り向かないでしょう
「私」がどれだけ人生経験を積んでも、クラシックをわかるようになっても、「あなた」は振り向かないだろうと、なんとなく、そう思った。
つくづく、ままならないものだ。